恵比寿を立ち去っていく

泣きそうよ。

駅から駅まで
もう泣くつもりだった。

恵比寿は最後とまだ今泣いているようだ。

恵比寿は立ち去っていく。

手、頬、脚、唇に
彼の唇は触れた。

恵比寿で絶品創作料理を食べよう

髪の臭いがするタバコの香り。

私の最後の手
手の温度。

一緒に
恵比寿は私たちに伝えます。

裕子があれば
確かに “私は知っている”
彼らが何を言っているのだろうか。

私も彼と一緒に私の記憶を増やした。

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